機嫌の悪さは罪

少し前にこのブログで、自分の気分をコントロールできたら最強ですよね、ということを書いたことがありました。

「気分」という言葉に近い言葉で「機嫌」というのがありますね。気分は自分自身が体験する内面の状態を表すのに使われる言葉です。

一方で、機嫌は他人から見た表情や態度を通じて、その人が現在どのような気分なのかを表すのに使われる言葉だと言えます。

そのせいなのか、私は個人的に機嫌という言葉があまり好きではありません。自分の状態を他人に機嫌がいいとか悪いと判断されるのが嫌なのです。

その逆も然りで、他人の機嫌の良さとか悪さなどに翻弄させられるのは、もっと嫌いなのです。これは誰にでも言えることだとは思いますが。

機嫌が悪いというのは非常に人迷惑なことだなとつくづく思うのです。親の機嫌が悪いだけで、子供はビクビクしてしまうこともあるからです。

子供は常に親の感情的エネルギーに晒されて、そこから逃げる方法がありません。できることと言ったら、ハートを閉じることくらいです。

その結果、親とのコミュニケーションに支障をきたすことにもなってしまうのです。機嫌の悪さは本人が自覚して改善することができるものです。

つまり、気分が悪くてもそれを表に出さないように気をつけるだけで、子供は救われるのです。それができない親は、本人のインナーチャイルドが暴れていると思って間違いありません。

私自身も思い当たることが多々あるのですが、機嫌の悪い状態は大人げないのでしっかりそれを自覚した上で、自分の気分をもっと上手にコントロールできるようにする必要がありますね。