握り締めた手を放そう

子供の頃は、自宅のすぐ脇に石神井川が流れていて、台風などのシーズンになると、すぐに床下、床上浸水の被害が起きてました。

でも普段は、その川が子供の遊び場になっていたりして、とても馴染んでいたものです。だから、しょっちゅう川を眺めて生きていました。

川は適当にくねっていて、そのくねりの内側の部分は必ず土砂が積もっていて、降りて遊ぶ場所として使っていました。

また、ちょっとした窪んだところなどは流れてきたゴミが溜まって、悪臭を放っていました。だから、川の水はどんどん流れていかなければ健康的ではないと知っていたのです。

上流から流れてきた水は、絶え間なく下流へと流れ続けることで景観も損なわれないのです。

その反対に、堰き止められたりして澱んでくると、水は腐ってくるのです。これは、人生も全く同じなのです。

未来から流れてやってきたものをそのままに過去へと流すことができれば、人の心は健康的でいられるのです。

ところが、やってきたものを掴んで握ってしまうと、腐敗することになるのです。これが、執着ということです。

どんなものであれ、握ってしまった途端に腐敗することを忘れずに、潔く手を離すことができれば、人生はどんどん好転していくことになるでしょうね。

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