あなたの人格と実存の違い

自分のまわりに人格という衣を着て歩かないこと
ひとつの固定化された態度を持って歩かないこと
水のように自由でいるのだ
自然が導いて行くところならどこへでも動き
そして漂い続けるのだ
抵抗しないこと
あなたの上に
あなたの実存の上に
いかなるものといえども押しつけようとしないこと

by osho

↑これを読んで、しっくりこないとしたら、きっとあなたの人格とあなたの実存の違いが分からないからだと思って間違いありません。

私たちは、自分のことを人格だと思っているからです。人格とは生後作り上げたはりぼてのようなものなのです。なぜなら、中身は空っぽだから。

経験とその記憶、そして押し付けられた考え方や規則などによって、作り上げられたもの、社会に適合するための着ぐるみ、それが人格なのです。

だから人格という衣を着て歩くなと言っているのです。あなたがまとっている人格という衣を脱ぎ捨てることができれば、水のように自由でいられると言っているのです。

本当の自由とは、人格からの自由をいうのです。その人格を使って自分を守ろうとしているのがエゴなのです。

そしてすべてを脱ぎ捨てた後に残るもの、それこそがあなたの実存だということですね。

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