思考が動くスペースを与えない

ゴールがどこか別のところにあるとなると、精神がさっそく旅をはじめる。頭が考えることをはじめる。プロセスがはじまる。

未来があるとなると、思考は流れることができる。進路をもつことができる。動く空間をもつことができる。

目的とともに未来がやって来る。

未来とともに時間がやって来る。

by osho

↑まったく耳が痛い限りですね。ゴールや目的というのは決してここにはありません。必ず何処か別のところ、つまり未来にあるのです。

未来とは可能性のことなので、思考は絶望せずに済むのです。望みが断たれない限り、思考は動き続けることができるのです。

そして可能性がなくなったとき、一瞬にしてまた別のゴールがやってくるのです。それは早ければ早いほどダメージが少ないのです。

何か問題が起きたときに、心理的な対処をせずにいてみると、対処した結果としてのゴールがなくなってしまうため、思考が動けなくなるのです。

思考がなくなれば、思考の活動によって感じられていた時間も消えてしまいます。これは体験するしかありません。

それが瞑想なのです。だから、何か目的を持って瞑想するということが、どれほど馬鹿げたことか分かりますね。

まったく目的を持たずに生きることはなかなか難しいので、非常に近い未来にのみゴールを作るように工夫するといいかもしれません。

“思考が動くスペースを与えない” への2件の返信

  1. いま、は、時間ではなく、ここ、は、場所ではない、、、、言葉を失います。
    いま、ここ、は、この瞬間の目の前のこととして、とらえていました。果てしなく別のものでした。
    非常に近い未来というのを、目の前の一瞬の次の瞬間として過ごしてみたくなりました。

  2. 言葉を失うくらいに衝撃を受ける事ができる人は、気づくチャンスのおおきな人だと思います。まったくスルーすることもできるのですからね。

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