外ではなく内を見ること

どうしてほかの人に奉仕することなんかできる?

あなたがまず自分の内なる実存に達することなしに–?

完全に利己的になるのだ

もしあなた自身の内なる光が燃えていれば

ほかの人たちに手を貸すこともできるかもしれない

そうでなかったら

あなたの奉仕など災いの種でしかない

by osho

↑このことを深く理解することができなければ、いつまでたっても中途半端な人助けばかりを繰り返すことになるのです。

それが奉仕という名目の実は自己防衛だと気づく必要があるのです。私たちは、他の誰の人生であれ満たしてあげることはできないのです。

できることは、一過性のヘルプだけ。人生レベルでみれば、当人だけが満たされる可能性を握っているのです。

「完全に利己的になるのだ」という osho の言葉、私はこれを「立派なエゴになる」と表現しています。

所詮エゴで生きているのですから、まずそのことを自分自身に認めて、決して良い人を演じたりせずに、堂々と自分を優先する必要があるのです。

そうすることで、自己防衛が小さくなっていくのです。その過程を経ることなしに、ショートカットして奉仕活動をしても、それはエゴを強化するだけだからです。

外側を見る代わりに、つまり他人のことを考える代わりに、自分の内側に意識を向ける練習を続けることです。