人は見たいものを見る

私たちはこの世界を見たいように見ている、ということに気づいているでしょうか?自分に都合のいいフィルターを自動的に通して見ているということです。

私の体験をまずお話しします。何かすごく嬉しいことがあって、気持ちが高揚しているような時には、街行く人々がみんな軽やかに感じるのです。

誰もが明るくて、悪い人間がいないかのように感じたりするわけです。もちろんそれほど長続きするわけではないですが。

また、逆に嫌なことがあって、心が荒んでいるような時には、世界全体が灰色がかって見えたりしますね。

あるいは、何かに怒っているような場合には、誰もが敵のような気がしてしまい、自分のことなど誰にも分かってもらえないという気になるのです。

こういう状態を心理学的には「投影」と呼ぶのですが、まさに自分のマインドの中に映写機があって、それがマインドの内容を外側の世界に映して見ている状態というわけです。

もしも宝くじで何億円も当たったら、多少理不尽なことが起きたとしても、それを寛容に笑って済ませる自信があります。

それはマインドの中身がゆとり満載となっている状態を外側へ投影するのですから、全てが薔薇色に見えてしまうわけです。

さて、あなたは今日世界をどのように見ることができましたか?それがあなたの心の中の状態を表していることになりますね。

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