内側の広大な世界に意識を向ける

人生というのは、光のような無邪気さから始まるのですが、しばらくすると自分の惨めさが耐え難くなるのです。

そうすると、何とかその惨めさを払拭しようとして社会の中で頑張ることになるのです。

社会というのは外側の世界であり、その外側に広がる世界こそ自分が活躍できる場所だと認識するわけです。

ところがどれほど結果を出したとしても、どうしても気持ちが晴れやかになり続けることができないと知るのです。

そしてようやくそれまでの生き方を見直さねばならないと自覚するようになるのです。そして外側にばかり向いていた意識を内側へと転換するのです。

こうして見るべきところが180度変わるのです。一度内側を見ることに気づけば、あとはこれまでとは全く異なる世界が広がっていることに驚くのです。

人によっては外側の世界だけで生きて死んで行く場合もありますが、もしもあなたが内側こそ見るべき場所だと気づけたなら、ラッキーだと思うべきです。

内側は外側のように五感で認識することができない世界なので、それだけに奥深い世界なのです。

そしてあなたが本当は何者なのか、余計な雑音から解放された暁にはそれを見ることができるのでしょうね。