思い込みに光を当てると自然と落ちる

今日も昨日に引き続き思い込みの話しをしたいと思います。私ごとですが、子供の頃会社から帰ってきた父親が心臓が痛いと言って、辛そうに横になっている姿をよく見ていました。

それで大人になって社会で働くということは、きっと大変なことなんだろうと思い込んでしまったのだと思います。

思い込みが強くて、疑う余地がないほどであればあるほど、それは現実化してしまう可能性が高くなるのです。

結局会社員になってからというもの、忙殺される毎日が多かったのも事実だし、精神的な負担も結構ありました。

40代半ばで癌を患った時に、こんな生活を続けていたら人生が終わってしまうと感じて、一時的に働くのをやめてしまいました。

社会的には一番働き盛りの年代だし、大黒柱として家族のために頑張らなければならない時に、先の見通しが全くない状態で無職になったのです。

そして自分の内側をよく見つめる時間ができた時に、ようやく気づいたのです。社会人になるということは大変なことだという思い込みを持っていると。

それは真実ではなく、単なる子供の頃にでっち上げた思い込みに過ぎないと気づいたことで、それは自然と自分の中から落ちていってくれたのです。

それと同時にもう自分をいじめるような毎日を送ることは絶対にしないと自分に誓ったのです。そのことが今の生活のスタート地点だったわけです。

マインドが隠し持っている不要な思い込みを見出してあげれば、それはひとりでに落ちていってくれるのです。

是非試してみてください。努力は要りませんので。