知らないモノへの反応に注意する

私たちのマインドというのは、内部分裂することでその均衡を保っているとも言えるのです。

たとえば、この人と結婚したいという思いがあれば、同時に結婚したくないという真逆の思いも持っているのです。

ただしそのことに気づくことができるかどうかは別の話しです。この人を好きだと思えば嫌いもついてくるのですが、気づけないことがほとんどです。

知らない事柄に触れると、それに好奇心を刺激されることもあるし、反対にそれを毛嫌いすることもあるのです。

知らないモノや人に接して好奇心や冒険心が起きるのであれば、マインドの中の防衛は小さい状態だと言えます。

一方で、知らないモノや人に触れて、それを毛嫌いするのであれば、防衛が大きい状態なのです。

食べたことがない食べ物が出された時に、興味を持って一口食べてみるのは無防備であり、得体の知れないものは食べたくないと思うなら、それは防衛です。

食わず嫌いなどと言われるのがそれですが、私は大抵食べ物に関してはそちらの部類になります。

知らないモノや人に触れてどちらの反応をするのか、よく自分のマインドを観察してみるといいと思います。自分の防衛の特色に気づくはずですね。