全体と波長を合わせる

この宇宙の森羅万象は全体(存在)が取り仕切っています。起きることの全てが個別にあるのではないということ。

全体というのは部分の総和ではなく、全体は全体でしかないのです。ところが自我だけが、特別だと思い込んでいるのです。

自分に都合のいいことだけを望み、それが起きてくれたら喜ぶのですが、望まないことが起きると世を恨むのです。

残念ながら自我はこの生き方以外できないのですね。だから不満が消えることはないということです。

逆に不満がない状態というのは、望むことが起きた時に満足するのではなく、起きたことを望むようになること。

そうなったらどんな不満も消えてしまいます。それでは起きたことが望むものになるためにはどうすればいいのか?

それは全体と波長を合わせることです。個別の目的や目標をもつ代わりに、全体が与えてくれるプレゼントを望むのです。

それには「見る側」に戻るしかないですが、自我はそれをとことん邪魔してくるので、普段は意識的に生きると共に、ときには瞑想することで自我から距離を置くようにする必要がありますね。

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