物語の内と外

osho の言葉で次のようなものがあります。

『今、何であれ、起こっていることが起こっているのを感じなさい。その「あるがまま」を感じてごらん。

それはそうなのだ。それはただ、そうであるしかない。他にはありようがない。ならば、なぜ抵抗するのかね?』

この感覚、起きていることをただ受容するということなのですが、これこそが物語から抜け出す唯一の方法だと思います。

物語の中に入ってしまうと、されたことは仕返ししたくなるし、それが復讐心にもなるし、理不尽なことは裁きたくもなるのです。

一度そうやって物語の中へと組み込まれてしまうと、そこから抜け出すことは至難の業となってしまいます。

それでも、物語の中で生きることが悪いということではないし、逆にいいことでもありません。

物語の善悪を考えるのではなく、物語の中で生きるかそれを受容して見守る側で生きるのかをいつも意識しておく必要があるということですね。