右脳側の意見を聞く練習

ある時クライアントさんから、大澤さんのセッションで目指しているものは何ですか?と聞かれたことがありました。

私は速攻で、「より自然に、より自由に、より無邪気に生きることができるようになっていただくことです」とお伝えしました。

「社会で成功して、より幸せな人生を生きていただくため」とは言っていないのです。もちろん、それも素晴らしい目標であることは確かですね。

けれども、成功というのがこの世界で願いを叶えるということだとしたら、それはどちらかといえば自我の範疇なのです。

願い事が叶うことだけでは、真に満たされることにはならないとわかっているので、より内面的な健康に主眼を置いているわけです。

だからこそ、長い間に自我が習得してきてしまった生き方や考え方を見直して、全く新しいパラダイムにシフトしていく必要があるのです。

ところで、最近分かってしまったことなのですが、今までの生き方に凝り固まってしまった自我をどれほど叩いて修正しようとしても限界があるのです。

それよりも、これまで使ってこなかった右脳側の人格に目覚めていただく方がいいのかもしれないと気づいたのです。

もちろんそうした感覚になっていただくためにも、自我(左脳側)をある程度癒して、余裕ができてくることが必要です。

その上で、内面の主力を左脳側から右脳側にチェンジする、あるいは両者のバランスがいい状態へと変えていけばいいのかなと。

なにせ、右脳側の生き方は元々が、自然で自由で無邪気であるからです。ただ使ってこなかったというだけなのです。

まずは右脳側から色々なヒントを引き出す練習をすることです。そうやって、少しずつでも自分の内側にそんな人格がいたんだということに気づけば、それこそチャンス到来ですね。