「以上!」で終わらせる

昨日のブログでは、分別というのはこの世界を二つに分断してしまうということについてお話ししました。

分断することで、片方は好ましくて、もう片方は受け入れ難い。そうなると、必ず人は好ましい方にのみ執着をするようになるのです。

そしてもう片方に対しては都合の悪いこととして拒絶しようとする。これが、苦しみの根源であるということです。

ただ、二つに分けることをやめればいいと分かったとしても、そう簡単なことではありません。なぜなら、思考は分断することでしか働かないからです。

思考の申し子である言葉もまったく同じなのです。それならどうすればいいのか?仕分けはどうしても起きるのです。

そこはとりあえず仕方のないこととして置いて、実際に問題となるのはその仕分けを土台として、思考によってそれを強化してしまうことなのです。

あの人に失礼なことを言われた、これは都合の悪い側へと分断されてしまいます。つまり嫌なことを言われていないとの分断を引き起こすわけです。

けれども、その後に自分が悪かったのか?とか、なぜその人はそういう態度を取ったのか?などの思考を展開していくのです。

このような後に続く思考が、分断を強烈なものへと変えていくので、それを「以上!」の一言で打ち切るようにする。

あのクルマに強引に割り込まれた、以上!これで、仕分けを断ち切ることができるのです。これはとても大事な練習になると思いますね。