人類の歴史を真っ直ぐな目で見ることができる人にとっては、それが断続的な戦争の歴史であったことに気づくのです。
正確に言えば、戦時中と休戦中の二つの状態を繰り返しているに過ぎないということですね。平和というのは休戦中であることを示しているに過ぎません。
過去の歴史を学べば、あまりにも残酷で非人道的な時代があったのだなとびっくりするのですが、実は今も変わりはありません。
もちろん表面的には、過去のどの時代よりも現代の方がはるかに文明的であって、それほど悲惨なことは起きていないと思うかもしれません。
ところがそれが単なる勘違いであることが、今回のロシアによるウクライナへの侵攻によって分かりました。
実は魔女狩りをやったり、ナチスが毒ガスで数100万人を惨殺した時代と変わってはいないのです。
中国による、ウイグル人への弾圧、臓器移植のためだけに罪もないウイグルの人々が殺されて焼却炉で始末されていく毎日があるのです。
残念ながら、人類のレベルは昔も今も変わりはないのです。大切なことは、起きることは全てがこの時空次元でのことだということ。
そして私たちの本質は、その上位の次元にあるということ。そこに気づくこと以外に救われる道はありませんね。