瞑想

今の仕事をするようになって、知らず知らずのうちに瞑想をするようになりました。最初のきっかけが何だったかは、はっきり覚えていないのですが、今では自分にとってはごく日常的なものとなったのです。

ただし、この瞑想という言葉の意味を深く理解して使っているわけではないので、もしも詳しく正確な情報を知りたい方は専門書などで調べてみて下さい。私の瞑想は全くの我流ですので、もしかしたらそんなのは瞑想じゃないよと言われてしまうかもしれませんね。

それでもまったく反論できない程度のものですが、でも一応面倒ですので、瞑想という言葉をここでは使わせていただきます。

私はもうかれこれ10年近く、瞑想をし続けています。勿論、全くしない日もあるのですが、でも気が付くとそういう日でもあっという間の瞑想をしていたりします。

私の瞑想には、その用途によって大まかに二種類のものがあります。一つは、単純に心の平静を取り戻すためのものです。

クライアントさんとのセッションの前には大抵、5~10分程度は瞑想することにしています。それは、出来る限り、自分をまっさらな心の状態にしてセッションに望みたいからです。

セッション直前に別のクライアントさんからの悲痛なメールなどを読んだりすると、その内容に心が揺れ動いてしまったりして、完全な中立の状態から逸脱してしまうことがあります。

そうなっては、セッションにいらっしゃるクライアントさんと向き合うには不適切な心の状態といわざるを得ません。それを避けるためにもセッション前の瞑想は必要なものとなっています。

また、朝起きて決められた作業を心の中で行うのですが、そういったときにもこの平静を保つ瞑想が役に立ちます。というよりは、そういった作業そのものは瞑想の中で行うのが自然だと思っています。

また、ヒーリングセッションの場合にも、その直前に必ず短時間ですが瞑想します。その瞑想の中でヒーリングの準備作業をしています。

この平静を取り戻す瞑想では、特別なことは何もしていません。ただ、呼吸に意識を向けて静かにしているだけで、身体の血の循環がよくなってくるのが分かります。

そして、自分はそれまで冷静でいたと思っていたとしても、その瞑想をすることで身体のどこかに力が入っていたことが分かったりして、やっぱり瞑想をしてよかったということを実感することができます。

つづく