マインドは糸ミミズみたいなもの

みなさん、糸ミミズって知ってますか?金魚とかを飼っていたことがあれば見たことがあると思いますが、細くて赤い本当に糸のようなミミズのことです。

あれは通常何百匹だか分かりませんが、沢山が寄り集まって塊となって生きていますよね?慣れないとちょっと気持ち悪いですが…。

私たちのマインドというのは、ちょうどあんな感じなのではないかと思うのです。というのも、マインドも沢山の思考が絡み合っているからです。

マインドという実体があるかのように感じるのですが、本当はそんなものはないということです。糸ミミズと同じように、膨大な数の思考の塊としてその存在感を生み出しているのです。

私たち日本人が心と呼んでいるもの、ハートと分けるために私はマインドと呼ぶことにしているのですが、本当はそんなものはないのです。

たくさんの思考の塊が互いに複雑に絡み合って、あたかも実体があるかのような体をなしているに過ぎないということです。

だから自分の内面とはマインドのことだとするなら、内面とは相当にいい加減なものだということになってしまいますね。

拠り所があるわけでも中心があるわけでもなく、ただの思考の塊なのです。だからこそ、思考を削ぎ落としていくなら、それは真の自己ではなかったと気づくのですね。

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