どんな自分であれ意識を向けること

あなた方に言っておこう–

もし怒りを感じたら怒るがいい

ただし完璧な覚醒は維持されなくてはならない

怒りがあなたの意識を圧倒するべきじゃない

それだけのことだ

怒りをそこにあらしめなさい

それを起こらしめるのだ

ただし

何が起こっているのか完璧に醒めながら–

by osho

ところが私たちは怒ってはいけないと思ってしまったり、怒ることは嫌な気持ちになるし、後で罪悪感がくるから怒りは抑えるべきと思うのです。

この考えを全面的に変えていく必要があるということです。怒りを感じたなら怒ればいいのです。ただし、意識的にという条件つきで。

激しい嫉妬がきたら、嫉妬する自分なんて惨めすぎるからそれをなかったことにしたいと思うかもしれません。

けれどもそうではなく、嫉妬がやってきたらそれをそのままにさせておくのです。ただし、意識的にということ。

どんな自分であれ、それを避けようとしたり我慢したり、なかったことにしたりということをすべてやめること。

そのままでは惨めすぎて耐えられないなら、耐える必要はなくその惨めさと一緒にいることを意識的にやってあげること。

このような生き方を繰り返し練習し、実践することです。結果として、ひとりでに心の癒しが進み、人生はシンプルなものへと変化していくでしょうね。