二元性の特徴

今日事務所から帰宅してすぐに気づいたのですが、ケータイを置いてきてしまったのです。クルマの中でもないし、途中落としたわけでもない。

間違いなく事務所に置いてきてしまった。でもすぐに取りに戻るには疲れていたので、シャワーを浴びて夕食を終えてから取りに戻りました。

その間、何となく心もとないというのか不安な感じがしてるのです。普段使っているモノが便利であればあるほど、それが手元にないときには非常に落ち着かなくなるのですね。

スマホなんてなかった時代には無くても何でもなかったのに、いざそれに慣れてしまうと紛失した時のダメージが半端ない。

これが二元性の世界の特徴なのです。誰も好きな人がいなかったときにはそれなりに生活していたのです。

ところが一度大好きな人との楽しい生活を知ってしまうと、その人が離れていった後の苦しみや寂しさは一際大きいものです。

快楽を貪ればむさぼるほど、苦痛がやってきます。こうした二元性の特徴を深く理解することです。

そして二元性を飽きるほど満喫した後は、非二元の世界への憧れがやってくるのです。快不快、正不正、幸不幸、善悪のない中道を生きること。

二元性が大好きな自我にとっては退屈で堪らない非二元の世界、そこにこそ永遠の至福があるのですね。

“二元性の特徴” への3件の返信

  1. いまの社会状況にも当てはまりますね。
    便利さ、快適さ、人付き合い…色々と制限がかかってますが、制限のある今こそ、二元性の両面を味わい尽くすチャンスですね

    1. > MAさん

      確かにそうですね。今この状況での不便さもしっかりと味わっておくべきですね。不便のレベルではなく、大変な生活苦に直面されてる方々もたくさんいらっしゃるでしょうけれど…。

  2. それは難しい問題ですね…
    友人にもそういう境遇に陥っている人もいて、他人事ではないのですが、ちょっと軽率なコメントしてしまいましたね…
    すいませんでした。

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