ただ自然であれ

随分前のことですが、100%ジュースのコマーシャルで、成分無調整であることを強調するために、何も足さない、何も取り去らない云々というのがありました。

もちろん果汁100%と言っても、実際にはそれなりに多少の手を加えられているとは思うのですが…。

それでも私たちは自然のままであることに、ある種の価値を見出すわけですね。それが1番身体にもいいと知っているのです。

その一方で、自分はあるがままではいけないと感じているのです。より早く、より強く、より賢く、より◯◯というのが無限に続くのです。

この社会で生き抜くためには、そう言った期待をされているように感じてしまうし、実際そのように教育されてきました。

けれども、その向上心が様々な問題を引き起こす原因でもあるのです。そのことにしっかりと気づくこと。

osho は言います。あなたに付け加えなければならないものなど何もない。あなたから取り去らなければならないものなど何もない、と。

ただ醒めていること。ただあるがままで、意識的であること。より◯◯は神経症を発症するだけだと気づくことですね。

“ただ自然であれ” への2件の返信

  1. oshoの言葉、届けてくださって、ありがとうございます。いつのまにか、または、あっというまに、社会、教育、成果、向上…にまみれてしまう頭どころか、心まで。
    それらに染み渡っていくようです。
    正気に戻ります。

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