筋トレの世界では、とある有名な筋肉先生が提唱する101理論というのがあるのです。101というのは101%という意味。
つまり全力(100%)をたとえ1%でも超えてトレーニングすれば、筋肉はそれに応えて発達してくれるということです。
もしもほんの少しでも手を抜けば、筋肉は良くて現状維持、悪ければ衰退してしまうことになるということです。
これは親子関係においても同じような事が言えると思うのです。親の元で子供が思い切り笑う、思い切り泣く、思い切り怒る。
全力(100%)かそれを少しでも超えるくらいに自己表現ができれば、子供は101理論によって必ず健康的な心の成長を遂げる事ができるはずです。
逆に言えば、子供が親に気を使って生活するなら、健全な発育が阻害されても不思議ではないということです。
親が病弱だったり、体調が悪かったり、精神的に不安定だったり、いっぱいいっぱいで余裕がなければ、子供は101理論とは程遠い毎日を過ごすことになってしまいます。
もしも幼い頃の環境に思い当たるようなフシがあるなら、自分のインナーチャイルドの成長が阻害されている可能性があります。
その場合には今からでも遅くないので、101理論をイメージして過去のエネルギー(感情や思い残し)を解放してあげる作業を繰り返ししてあげる必要がありますね。