体験よりも観照者に焦点を合わせる

先日のブログで、この世界の中心はあなたであり、万物はあなたの中を通り過ぎては消えていくということを書きました。

実は、その通り過ぎていくものの中にあなたの体験も含まれるのです。自我のレベルでは、体験がとても大切なものだと思われています。

けれども通り過ぎていくものに真実はありません。真実というのは永久不滅だからです。体験は一過性のものです。

そして体験よりも体験する者こそが真実なのです。もっと正確に言えば、体験する者とは、体験を観照する者のことです。

つまり、観照者だけが真実だということです。あなたが何かを体験しているとき、その体験がどれほど素晴らしいものであろうとです。

体験よりも、観照者に焦点を合わせなさいと osho は言います。この感覚を持って生きている人がどれほどいるのか?

なかなか難しい発想の転換と練習が必要ですね。ただし、このブログで常にお伝えしている、いかに意識的であるかということと連動することでもあるのです。

意識的であるなら、必然的に体験そのよりもその観照者に焦点が向くようになるはずだからですね。

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