毎日生きていると、ただそれだけで様々なことがやってきて、その刺激の中で翻弄されたり影響されたりしながら生が流れていくのです。
そんな中で、比較的ヒマな人もいるだろうし、忙しさに巻き込まれて四苦八苦している人もいるかもしれません。
どんな人生であれ、それが間違っているということはないのです。なぜなら、それが起きたということはそれが起きることだったからです。
ただ、自分にとって都合の悪いことだと思えば、それは決して起きては欲しくなかったと現実を恨めしく思うかもしれませんね。
どんな人生であれ共通して言えることは、ほんの少しの時間で構わないので、ただ自分自身を感じる時間を作ることです。
これはとても大切なことです。そうした静かな時間を持たずにいると、知らぬ間に自分のことよりも起きていることの方にばかり気が向くようになるからです。
大事なことは何が起きたかではなく、そこにいるあなたの存在こそが最も大切なものだということです。
ここを間違わずにいること。そのためにも、一日に一回、心を静かにして意識を内側に向け、ただただ自分自身を感じるのです。
その静寂、その空間こそが自分の本質なのだと気づくことになるはずです。少しずつ実践することをお勧めします。