理想の親とは?

三連休の最終日、柄にもなく山梨県の方に用事で出かけたのですが、その帰り道、中央高速道のとあるパーキングに寄った時のこと。

男子トイレで用を足していたら、私の右隣に若いパパ、そしてその右隣に小学校低学年くらいの可愛らしい男の子が並んだのです。

すると、その男の子がパパに向かって「1時間て何秒?」と聞いてきたのです。パパが何と答えるのか待っていたのですが、パパはしばし沈黙。

余計なお世話なのですが、私が「3600秒だよ」と教えてあげて、「そんな質問を考えつくなんて君はすごいね!」と声をかけたのです。

男の子は少し嬉しそうにはにかんでいたので、「将来有望だね!」と言って別れたのですが、パパが「後で計算しようね」と言っていたのが聞こえたので、パパはそういうの苦手なのかなと。

幼い子供がふとする質問というのは、その子の能力が伸びる方向をしっかりと示していることもあるかもなあと改めて思ったのです。

親が毎日の生活に余裕がないと、そんなちょっとしたヒントも気づかずに見過ごしてしまうのかもしれないのです。

それは勿体無いことですね。やはり、子供にとっての理想の親というのは、気持ちに余裕のある毎日を生きている人なのでしょうね。