無目的な散歩の勧め

時々、自分は時間に縛られて生活しているなあと感じることがあります。会社員の時と比べたら、比較にならないくらいに自由になったのですが…。

毎朝同じ時間に目覚ましで起きるのですが、本当は起床時間など適当でもいいのです。それでも、規則正しい生活のほうが心身に良いみたいな言い訳をして、ずっと続いているのです。

朝のルーティーンが決まっている方が、頭を使わずにいられるのも理由の一つです。◯時に家を出て、◯時にスポーツクラブに到着。

ほぼ決まった筋トレメニューをこなして、ほぼ決まった時間に事務所に着くのです。ほとんど毎日がこの繰り返しで、時間が大幅にズレるということもない。

だからなんだか時間に縛られている感じがするのでしょうね。時間に縛られていると、無目的に生きることが難しくなります。

なぜなら、時間に縛られている理由は、何らかの目的を実行、達成するためだからです。だから、いつも行動には理由や目的があるのです。

それで今思ったのですが、散歩ってとても素晴らしい響きがありますね。散歩をイメージするだけで、時間や目的から解放された感覚になるからかもしれません。

右脳を優位に持っていくためには、なるべく時間から解放された感覚でいられるようにする必要があると思います。

だから完全に無目的な散歩が一番理に適っているかなと。もしも散歩などしている暇がないと感じるなら、左脳優位になっている可能性があります。

時間は作ればあるのです。その自由な時間を右脳さんに解放してあげるためにも、散歩がいいのではないかと思います。

ただし、計画的な散歩、何らかの目的のある散歩はあまり効果がないと言えます。散歩の目的は、ただ散歩をするということにとどめておく必要がありますね。