他人を脅威に感じてる?

単刀直入に言うと、自我まみれの自分がいます。防衛やら希望やら欲望などに押し流されて日々を回している張本人です。

その一方で、右脳的な感覚で諸々の物事を見ている自分もいます。自我もそういった自分がいることには十分に気づいています。

そして少しずつですが、自我は右脳的な生き方の方へと近づいては来たのかなと。最も変化したのは、会社を辞めてセラピストになってからです。

ただし、その距離はいまだ相当に隔たったままです。自我は右脳的生き方にとても憧れていて、いつもそれを目指して頑張っているのです。

腹式呼吸をやってみたり、左脳が参ってしまうような言葉を唱えてみたり、瞑想をしてみたり。特に一人で過ごしている時には、右脳優位になっている自覚があります。

ところが、ひとたび人前に出てしまうと、あるいは人の視線がある場所に行ってしまうと、自我の力が必要に感じてしまうのですね。

もう少し細かくみてみると、他人と一緒にいてもより自然体でいられるようにはなっているのですが、会話をすると途端に思考が活動して自我の出番になってしまうようです。

自我の力が強いのは、他人のことを脅威に感じているからかも知れません。それだけ防衛が強いとも言えます。

今自分にできる最大のことは、そのようにして自我が活躍しているのを、静かに見守っているようにすることだけです。自我が100%にならないように、注意深く過ごすということですね。