思考と思考の隙間

買い物に行こうとして出かけた時に、交差点の角で奥様たちが数人で何やら熱心に話し込んでいるのを見かけて、そこに立ってると危ないんだけどなあと。

買い物を済ませて30分くらいして戻ってくると、先ほどの奥様たちがまだ話し込んでいたのです。ずっと話し続けていたなんて、凄いなあと。

よくもそんなに話し続けていて、ネタが尽きないものだなと感心してしまうのです。話しと話しの間に隙間はあるのだろうかと心配してしまうほどです。

言葉は思考なので、言葉が途切れないのであれば、ずっと思考が活動し続けていることになるのですが、それはとても危険です。

たとえ言葉を発しないとしても、思考が動き続けているのであれば頭の中に言葉が生み出され続けているわけです。

思考というのは、我を忘れさせる力を持っているのです。そのせいで全くもって今この瞬間にいることができなくなってしまうのです。

思考がやってきてしまうのは仕方がないとしても、思考と思考の隙間を見つけてそこに意識を向けるようにすることですね。

左脳がでっち上げた時空から逃れて、今ここに戻ってくるように心がける必要があるということです。こんな単純なことですが、忘れずにいるって結構難しいですよね。