私たちは死ぬまでずっとこの人生物語の中を泳いでいくのです。そこには何も問題はないのですが、それ一辺倒だと人生に深みがやってこないのです。
だから、ちょうど半分はそうした物語の中で生きる自分を意識する、見守りつつ生きるという方へエネルギーを使うのです。
つまり、過去や未来に持っていかれずに今この瞬間にいられるようにするのです。それを瞑想と呼んでもいいし、そう言わなくてもいいのです。
ただ静かに座って過去や未来に行かないように、この瞬間の呼吸に注意を向けたり、肉体に意識を向けつつ、物語を観る側の感覚に親しむようにするのです。
この二つのバランスがとても大切なのかなと最近思うようになりました。瞑想が気持ちいいからそればかりやっているのも何か違うのです。
せっかく肉体をもらってこの地球にやってきたのですから、地球上でのゲームを楽しなまければ損ですよね。
でもそれだけだと、地べたを這い回って終わってしまいます。そうならないためには、ゲームをしているという視点が大事です。
敢えて表現すれば、時間の流れの中で毎日を楽しみながらも、同時に瞬間の中で佇むことで3次元と高次元の両方を感じつつ生きるということですね。