心配をやめられない理由

心配という言葉は、文字としては心を配ると書くわけですが、今ではそういった「心配り」的な意味は消えてしまっていますね。

どちらかというと、心配=心労のような響きがあって、イメージとしてはお母さんがお子さんのことをあれこれ心配するという感じです。

そういう意味では、心配することは必ずしも悪いことではないのですが、それでも厳密に言ってしまうと、心配の波動は高いとは言えません。

子供は親に心配されて気持ちよくなることは普通ないばかりか、逆に自分は親を心配させてしまったということで罪悪感を感じる場合もあるはず。

優しい思いやりの気持ちから心配するというように考えがちですが、実は心配の原動力は優しさというよりも不安や恐怖のエネルギーなのです。

だから心配をしない生き方の方が、より幸せに近いということは言えるはず。だとしたら、できるだけ心配をしないように心がけることは大切なことですね。

それでも人間というのは、心配をやめられない生き物のようです。それがなぜなのかを知ることは、心配をやめていくために是非知っておくべきです。

私が思うに、マインドは心配をすることでそこに従事していることができるし、ずっと思考が働き続けることになるのです。

つまりマインドとしては、心配している限り活性化状態が続くわけです。マインドの隠された本音は、やはりマインドを活躍させておきたい、なのです。

そしてこれも左脳優位の結果なのですね。左脳を沈静化させて、なるべく右脳により生活するようになれば、無闇に心配することは激減するはずですね。

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