自分自身でいること

あなたが「私は他の誰でもない、自分でいよう。どんな犠牲を払おうと、私は自分自身でいるのだ」と決めたまさにその瞬間に、あなたは大いなる変化を目にするだろう。あなたは活力を感じる。エネルギーがあなたの中を流れ、脈打つのを感じるだろう。

by osho

私たちにとってできそうでできないのが、↑これなのかもしれません。ただ自分のままでいたなら、周りを傷つけてしまうかもと思うのです。

自分自身でいるなら、誰かに嫌われてしまうかもしれないし、否定されてしまうかもしれません。

役立たずだと思われるかもしれないし、人非人だと捉えられてしまう恐れも出てくるのです。

そんなこんなが怖くて、どうしても何かを取り繕ったりして、自分自身のままではいられずに生きているのですね。

だから、人の役に立ちたいと思うし、誰かの期待に応えたいとも思うのです。そうなると、ありのままの自分が犠牲を払うことになるのですが、それも仕方ないと割り切るのです。

そしてそのツケがいつか大きな津波のようになって、襲ってくるのです。もしも生きていて、なんだか不自由だなと感じるのなら、こうしたことをしていないか疑って見ることです。

その上で、ぜひ極端に走ることなく、少しずつでも無理をしないようにして、いつでも自分の本音に耳を傾けつつ、他の誰にもなれないのだから自分のままでいようとすればいいのです。

こうした努力は、勇気がいるものですが必ずやいつかは人生を活力ある清々しいものへと変えてくれるはずなのです。