睡眠中にみる夢というのは、実は色々なヒントをくれるなかなか貴重なものだという気がしています。
たとえば、夢の内容を見れば潜在意識の中で解決されずに残っている感情や想いについて、類推することができます。
大人になっても親の夢をよくみるというのなら、その人のマインドはインナーチャイルドのエネルギーが色濃く残っているということを表しています。
あるいはうなされてみたり、とにかく不安や恐怖を感じる夢を多くみるのであれば、強い不安感がマインドにあるということです。
それとは別に、無意識状態とはどんなものかということをリアルに分らせてくれるのも夢なのです。
夢の中の自分を思い出せば、意識的であった試しがありません。その部分だけが現実の生活との違いなのです。
夢のあの無意識状態でいる感覚を思い出せば、今この瞬間に自分は夢と同じ無意識状態だったと気づきやすくなるはずです。
もしも意識的でないなら、夢の中にいるのと同じなのです。このことをじっくりと検証してみるといいと思いますね。
夢(無意識状態)でいることは楽チンです。その逆に意識的であることは骨の折れることなのです。
それでもできるだけ意識的であり続けることです。この地道な作業こそが、真実に近づく方法なのではないかと思うのです。