インプットよりアウトプットが大事

ある人が書いている記事に、アウトプットを前提としたインプットの方法が最も効率が良いということが書いてありました。

アプトプットを前提としたインプットとは具体的にどういうことかというと、平たく言えば他人に説明する準備として知識を学ぶということです。

勉強方法というのは人それぞれにやり方があるのですが、学んで得た知識を次に他人に伝えるということを前提に勉強すると、知識が深まるのです。

自分ひとりで完結してしまうと、分かったような気になってしまって理解が深まらずに通り過ぎてしまうことがあるものです。

そんな時、どの程度理解できているのかを見分ける最良のやり方は、試験を受けるよりも他人に教えることの方がいいのです。

伝えているその時に、自分で自覚できるからです。ましてや受け手の人から質問をされたら、そこでも理解度が試されるわけですね。

アウトプットを前提としたインプットとは、そうしたことも想定しつつ学んでいくことができるので、とても効果的なのです。

かつて開いていた各種講座の中で、受講生の方々の理解度を確かめるために、互いに教え合うという時間を作ったりしていました。

実際に人に伝える時になってはじめて、ああここのところは分かった気になっていただけで、まだ理解が浅かったなと気づくのです。

私自身、このブログを通して似たようなことをやっているのかもしれません。アウトプットはもしかしたらインプット以上に大切なことなのかもしれないですね。

なぜなら、自分の中でモヤっとしていたことを、ただ文字にしているうちにああそういうことなのかと気づくことも多いのですから。