変化を受け容れる

この現象界では、あらゆるものが常に変化し続けています。このことは、どうしようもない事実ですね。

それなのに私たちは、明日になっても今日と同じものを期待してしまうのです。明日もこの幸せが続いてくれることを願っているのです。

誰かを好きであることは、嫌いであることよりも心地いいものですが、それがいつ変化してしまうのかは誰も知りません。

ずっと好きでいられたらいいのにと、あるいはずっと好きでいてくれたらいいのにと願うのです。

どんな人間関係であれ、必ずや変化していくものなのに、永遠の友情を信じてしまったりするのです。

その結果、やれ裏切られたとか、約束が違うなどと言って相手を否定したり怒りをぶつけてしまったりするわけです。

全てが変化していくことを受容することでしか、あなたのマインドを大人しくしておくことはできないのです。

諸行無常を深く理解することができれば、あなたの不満は消えていってくれるはずなのです。