内側にこそお宝が在る

私たち自我の特徴は、周りの人々や出来事への関心ばかりで、一向に自らの内側を見ようとしないということです。

外側の世界は華々しいことが山ほどあるし、魅力的な人やモノにも溢れかえっているように思えるので、仕方のないことかもしれません。

けれども、外側の世界と共に暮らしているあなた自身は、実は内側にこそ在るのです。だから、おかしなことになっているのです。

人生のどこかのタイミングで、内側を覗き込んでみる必要があるのです。自分のマインドの中は一体どうなっているのだろうか?

自分自身に無関心のまま、人生を楽しむことなど本当にはできないと知ることです。とはいえ、内側なんて見たことがないので、見方が分からない。

そういう声が聞こえるようですが、それは無理もないことです。ずっとずっと外の世界にばかり囚われて生きてきたとしたら、すぐにその視線を内側に向けるという意味すら不明でしょう。

でも安心してください。時間をかけてじっくりとゆっくりと、自分のペースで意識を内側に向けるということを工夫しながらやっていけばいいのです。

内側の世界にしばらくいるだけで、外側の世界の見え方が変わってきます。どちらが本当でどちらがイミテーションなのか。

まず何かを見ていなければならない時以外は、とりあえず目を瞑る習慣をつけてみるといいと思います。

視界がブロックされるだけで、自然と意識は内向きになっていってくれるのです。そしてそこにこそお宝が埋蔵されていることに気づけたら、人生が大きく変化してしまうでしょうね。

“内側にこそお宝が在る” への4件の返信

  1. 最近やっと、内側と外側の区別がわかるようになってきた…気がします。

    何か事が起きても、外と内どちらの声も聞いているうちに、どうにかなると気持ちが落ち着きます。

    内側に目を向けると、とりあえず満たされるといった小手先のモノはなく、太い綱みたいなものがただあり、それをたぐっていけば、こわいモノはもうないよ、って感じがしました。

    1. それは素晴らしい事ですね。ご本人的には、それ程とは感じてないのかも知れませんが、人生で一番大切なことに気づき始めたのですから、もっと喜んでも良いと思います。

  2. そうですか!うれしいです!
    カウンセリングをしていただいたおかげと、日々自主トレの成果です。

    たしかに…。
    内側に気持ちを向けると、静かな喜びとゆうか慈しみみたいな不思議な感じがあります。
    まさにお宝…なんですね。

  3. そうですね、そうした表現ができるのは本物だと思います。その静かな喜びや慈しみなどの感覚が、何の理由もなしにやってくるのが内側の特徴なんですね。お宝発見したのですね!

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