一般的に言えば、普通「意識」というのは自覚できるマインドの部分のことであり、「無意識」というのは、自覚できないマインドの部分のことです。
ところが、意識という言葉と深く向き合っているうちに、そういうことではないということに気づくことになるのです。
意識の本質とは、マインドとは無関係なのです。無関係どころか、全く次元の異なるものなのです。
意識こそがこの宇宙の究極の真実であって、それはこの宇宙の次元を超えていると捉えることもできるのです。
であれば、それがこのちっぽけな自分のマインドなどと比べるべくもないと分かるはずです。ただし、意識(目覚めていようがいまいが)はこの宇宙のあらゆる森羅万象の裏側にあるのです。
そういう意味では、私たちのマインドにも意識は張り付いていて、目覚めている意識が自覚できるマインドに、目覚めていない意識が自覚できないマインドに、それぞれ対応しているのです。
そして目覚めている意識が、一部とはいえマインドと張り付いているのは人間だけなのです。他のあらゆる生物は全てが目覚めていない意識とくっついているのです。
そして今更ですが、目覚めている意識とか目覚めていない意識って何なの?ということなのですが、どのように解釈すればいいのか?
きっと、意識がそれ自身に気づいている状態であれば目覚めている意識であり、気づいていなければ目覚めていない意識ということになるのでしょうね。
少し分かりづらかったかもしれませんが、興味があれば自分自身で検証して見るのはきっと役に立つと思います。