こだわりは自我を強くする

以前からずっと思ってきたことなのですが、「こだわり」を強く持てば持つほど自我の力が強烈になるということです。

だから、もしもあなたが右脳を優勢にして生きたいというのなら、あらゆるこだわりをなるべく小さくすることが理にかなっているのです。

そんなことを当たり前のように自覚して生きてきたのですが、ここに来て、どうやら自分の中に面倒なこだわりがいくつもあるなと気づいてしまいました。

床材は木を連想させるものよりも、できればタイルなどの石をイメージさせるものがいい。色も木の色よりも真っ白とかグレイなどのホテルライクなものがいい。

こうしたこだわりが自分の中に定着していて、それがなかなか頑固なのです。他にも無数のこだわりが、あれもこれもハウスメーカーの提案に対してイチャモンをつけてくる。

この床材を使えないというのなら、どうしようかなあ。他のメーカーにしようかな…。などと言って営業マンを脅しにかかる。

今私の自我は、水を得た魚のように思う存分暴れ出しているのです。それでも同時に、右脳側の声も聞こえてくるのです。

そんなことにこだわったところで、君が瞑想状態に入ってしまえば、もうどうでもいいことになることは知っているよね、と。

今日もそうした、左脳(自我)と右脳(瞑想)の攻防戦が続くのです。と言っても、強く主張するのはいつも自我側だけなんですけどね。

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