死と隣り合わせに生きる

歳を重ねるごとに月日の経つのが早く感じるようになると、巷では言われているようですが、これ本当ですね。

最近、一年があっという間に経ってしまうというのが比喩ではなく、現実に自分の身に起きていることだなと。

だから、これではあっという間に死がやって来るなというと、本当にそうだねという人と、そんなこと言わないでという人とがいます。

後者の人は、きっと死ぬことを恐れているか、まだまだ死にたくないと思っている人であることは間違いありませんね。

これは当然、本人の年齢にも関係してくることですので、一概には言えないのですが、この年齢になって思うことがあるのです。

それは、本質的には何歳であろうと、死と隣あわせで生きていくことがいいのだろうということです。

死ぬことは私にはとりあえず関係ないとして生きるのか、それともいつ死が訪れるか分からないとして生きるのか。

きっと後者の方が、より生きている瞬間瞬間をしっかりと感じつつ、意識的に生きることができるのではないかと。

死を忌み嫌うのではなく、いつやってきても大丈夫という心持ちで生きることができたら、防衛はかなり小さくなるはずです。

そのほうが確実に充実した自由な感覚の中で、生きていけるような気がしますね。

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