外への依存と内への依存 その2

昨日のつづきです。

昨日の結果により、自分が依存型の人間なのだと分かったとしたら、どうしたらいいのでしょうか?そのままだと自分の外側に自分を幸せにしてくれるものが必ずあるはずだとの思い込みで生きていくことになりますので、決してその夢は実現しません。

だから、依存を脱却して自立の道に進む事が自分を幸せにする方法なのだとするのが世の中の常です。ところがそれこそがエゴの作戦なわけです。

依存心たっぷりな自分をもてあましている人にとっては、何でも自分でできる精神的に自立した人を羨ましく思うのは当然です。そして、自立できたらきっと幸せになれるはずと思い込むのです。

しかし、自立の状態はエゴが一番活性化している状態であるとも言えるわけで、そのことだけ見ると愛のない心で生きるということに繋がってしまうのです。

はっきり分かって欲しいことは、自立は幸せではないということです。本当に幸せになるためには、通常言われている依存、それは自分の外側への依存ですが、それをやめて、心の内側への依存を選択することなのです。

心の内側への依存とは、まず少なくとも自分の外側、人や物などに依存しない、外側に何かを求めないということです。そこが通常の依存とも自立とも違うところです。

自立といっても、その実体は実は何かに依存しているのです。依存する対象が人でないだけで、モノや事象には依存しています。

例えば、忙しく働いている人は自立していると言えるかもしれませんが、その仕事を奪われてしまうと腑抜けになってしまうとしたら、それは依存にちがいありません。

従って、一般的な自立というのは、人ではなくモノや立場や状態などに依存している心の状態を指すことが多いものです。

何かを欲するという意味では、外への依存も自立も同じだということです。

それに対して、内側への依存というのは欲するということから離れている心の状態を指します。欲するかわりに委ねるのです。手に入れたいと思う代わりに与えたいという思いになることです。

自分の心の内側にエゴとは正反対の愛の心の部分を見い出して、その部分への純粋な信頼を持って自分の人生を委ねるということです。内への依存とはそういうことです。

それこそが、本来の幸せへの道に繋がる生き方となるのです。

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