集中力

何をするにも意識が散漫では自分の能力を最大限発揮することはできないですね。逆に集中力を養って、意識を一点に絞り込むことができると思った以上の成果を生むことも可能です。

よくスポーツ選手などが競技の前に精神統一を図って、集中力を増すようにしているのをみかけたりします。この集中力とは人によって違うものなのでしょうか。

一般的に女性よりも男性のほうが、大人よりも子供のほうが集中力が高いように言われていますが、それも本当かどうか分かりません。

幼い子供が世界中の国旗を覚えてしまったり、50枚くらいあるカルタを全部暗記したりということがありますね。ゲームなどにのめり込んで長時間やっていられるのも子供です。

自分は子供の頃から勉強は嫌いでしたが、中学生になってテストの期間が明確になったため、いわゆる一夜漬けをするようになりました。

その時の集中力は自分でも結構高かったのではないかと記憶しています。気がつくと、周りの音が聞こえなくなっているのを何度も経験したことがあります。

それが高校生になると、さすがに一夜漬けだけでは間に合わなくなったせいか、何となく机に向かっているといった曖昧な勉強時間を過ごすようになりました。

そうしたら、てきめんに集中力を欠くようになってしまいました。勉強をしたくないのに、ただ形ばかり机に向かっているという癖をつけてしまったおかげで、だらだらとした時間の過ごし方に慣れてしまったのがいけなかったかもしれません。

人の集中していられる持続時間というのはそんなに長いわけではないはずなので、めりはりをつけた行動をしないと集中力は下がってしまうはずです。

イライラしていたり、そわそわしてるときに集中できるはずもなく、やはり瞑想の習慣をつけることがそうしたざわついた心を静めるのに役立つはずですね。

真の愛の状態とは、完全に純粋な愛に満たされた心であるので、きっと集中力は無限大なのではないかと思います。そういう体験をしてみたいものです。