レースゲーム

先日レースゲームを買いました。実はずっと以前からその種類のゲームが大好きだったのですが、ゲーム機に付属しているコントローラでの運転に面白みを感じることができなくてやめていました。

それがネット上で比較的安価にゲームセンターにあるようなハンドルとペダルとシートが手に入ることを知って、購入してみました。

いきなり、自分の部屋がゲームセンターになってしまいました。そのゲームに嵌り込んでいると、これがエゴ満載になっている自分に気づきます。

繰り返し訓練してハンドル操作や微妙なアクセルの加減やドリフト走行ができるようになると、無上の喜びを感じたりできるのです。

つまり、自分の能力を向上して行って、 結果を出す。タイムトライアルを何度も繰り返して世界記録を破ってみたり、レースで他のレーサーとぶつかり合いながら勝利してみたり。

明らかにエゴど真ん中な感じになることが簡単にできます。エゴの集中力というのもなかなかなものだなと思ったりします。

しかし、そんな中でもよ~く自分の心の状態を見つめてみると、そこには巨大なエゴの意識に隠れたようになってはいるものの、ちゃんと愛の部分もあるということに気づくのです。

それは、サーキットやオフロードを走っているときに感じる、道は友達という感覚です。道路は自分の前に優雅にカーブを描いて待っていてくれるという愛おしさです。

丁寧に敷かれた絨毯の上を愛を込めて走り抜けるような感謝の気持ちになることがあります。それは、コーナーを責めてタイムを縮めるというよりも、コーナーはすばらしいと感じるのです。

前方に果てしなく続く道が自分をウエルカムしてくれているような、そんな嬉しい気持ちを味わうこともできます。

どんな殺伐とした世界であったとしても、そこに愛の要素を感じ取ることはできるんだということですね。

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