プラクティス #10

誰もが同じようにして持っているある感覚、それは「自分がいる」という感覚ですね。その自分にまつわるあらゆる情報を脇へ置いてみると、どうなるでしょう?

そのためには、一時的に記憶情報にアクセスするのをやめる必要があります。記憶を使わずに、それでも「自分がいる」という感覚は変わらずに残るでしょうか?

そのときの感覚をよく感じてみれば分かるのですが、誰だか分からないけれど慣れ親しんだ自己が、ただここに在るという感覚に変化するのです。

どんな自分かは一旦分からなくなるけれど、それでも今ここにただ在るという感覚だけが残るのです。そして、きっとそれは誰にとっても同じなのでしょう。

それこそが、意識なのです。自分にまつわる記憶情報にアクセスしないでいると、思考が自然と静かになってしまいます。

その結果、意識だけが顕われて、自己に気づいている状態になるというわけです。記憶を使わずにいる、このような実践を続けていると、次第に思考と意識の違いが明確になるはずです。

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