何も強いる必要はない

見守り、気を引き締め、意識的でありなさい

するとあなたは、とてもとても奇跡的な現象に行きあたるだろう

あるものがそれ自身でひとりでに落ちてゆくとき

それはあなたにどんな軌跡も残さないものだ

もしあなたがそれを強いたら、そのときは軌跡が残る

傷あとが残る

by osho

↑これは自分に何かを強いるなら、それがどれほど理にかなっていることであったとしても、傷跡が残ると言っているのです。

自分に何かを強いるのは、必ず影に自己防衛が隠されているからです。自分を改善したいということも同じこと。

その傷跡、その反動が必ず残り、それはその後の人生のあらゆる場面で仕返しを試みるはずなのです。

逆に言えば、どんなことであれ自分に強いる必要はないということです。このことの深い理解は、非常に自分を安らいだ気持ちにさせるはずです。

強いるのはマインドであり、思考なのです。そうではなく、ただ見守り、意識的であり続ければいいのです。

それだけが、不要なものを落としてくれるのです。私たちは、意識でしか本当の意味での成長をすることができないということです。

あるクライアントさんが、「気を引き締める」ことを「背筋をピンとする」と表現したのが印象に残っています。