習慣は人を無意識的にする

私たちは様々な習慣の中で生きています。タバコを吸う習慣、朝新聞を読む習慣、食後にコーヒーとデザートを食べる習慣。

考えてみれば、習慣の中に深く埋没してしまっていて、それが習慣なのかどうかすら気付かずにいたりするのです。

条件付けされるということも、1つの習慣であると言えるかもしれません。例えば、部屋の模様替えをしてゴミ箱の位置が変わったとします。

すると、しばらくの間身体が勝手に動いて元あった場所にゴミを捨てようとしてしまうといったようなこと、誰でも経験があるはずです。

習慣には、良い習慣もあれば悪い習慣というのもあるでしょう。毎日決まった時間にジョギングするといった身体に良い習慣、甘いものを食べ過ぎるなどの身体に悪い習慣。

けれどもここでお伝えしたいことは、どんな内容の習慣であれそこが問題なのではなく、習慣付くこと自体が問題だということです。

なぜなら、習慣というのは人を無意識的にしてしまうからです。全く意識せずに身体が動いてしまうとか、自動的に物事を行ってしまうということが起きるのです。

意識的でいようとすることを阻むものの1つとして、習慣というのがあるということ。私たちにできることは、習慣的にやっていることにまず気づくこと。

その上で、できる限り自分を見守る練習をすることですね。