罪悪感ほどくだらないものはない

もしもあなたが罪悪感を感じずに生きたいと願うなら、できる限り従順な人物になればいいのですね。

自分の正直な気持ちや思いを下に置き、他人の気持ちや意向、あるいは期待を優先するような生き方を選べばいいのです。

そうすれば、罪悪感どころか恐怖も小さくなるかもしれません。人から否定されることも少なくなるし、逆に好かれる人物になれるかもしれません。

ただし、知らぬまにあなたの自我は強大化するでしょうね。それは最大の防衛方法だからです。

そして防衛はそれに比例して自己犠牲を生み出します。要するに、その瞬間瞬間は安心安全なのですが、いずれは我慢のエネルギーが噴出するのです。

そうそういつまでも奴隷のような人生が続くわけがありません。ひどい病魔に冒されるか、鬱の人生が待っています。

そうならないためには、最初に戻って、罪悪感を感じずに生きようとすることが間違いだったと気づくことです。

罪悪感は必ずやってきます。それはマインドで生きる限りは必然なのです。そのことを織り込み済みで生きるのです。

そして罪悪感によって死んだ人などいないことも思い出して下さい。罪悪感を恐れずに、できるだけそれを味わうのです。

罪悪感と共に生きることを選ぶのです。最後は、罪悪感ほどくだらないものはないと気づくことになるはずです。

そうなったらもう、二度と罪悪感などやってこなくなってしまうでしょうね。