マインドが二元性を作っている

私たちはそれとは知らずに二元性の世界に生きているのです。裏のない表だけのコインは絶対にないし、明るいところがあれば必ず暗いところがあると言う具合に。

愛があれば憎しみがあるように、どんな事象であれ必ずや愛憎、昼夜、善悪、正不正、長短のように二元性としての特徴があるのです。

ところがこうしたこの宇宙の二元性というのは、実は私たちのマインドによってそのように見えるだけなのです。

つまりは、この世界は二元性で出来ているのではなく、私たちのマインド自体が全てを二元性として捉えていると言うことです。

それはマインドは思考の塊であるため、非二元を想像することができないのですね。だから自分自身も二元性の様相を呈しています。

それこそ天使のように美しいマインドの部分もあれば、その反対に悪魔のような部分もあります。

どちらか片方だけしかないマインドは存在しません。その理由は簡単で、両方があることでマインドとしての仕組みが成立するからです。

逆に言ってしまえば、片方しかない状態ではマインド自体が消えてしまうのです。このことを本当に深く理解することです。

これは世界中の全ての人のマインドに共通する事実です。あなたのマインドも例外ではなく、聖人のような部分もあれば罪人のような部分もあるのです。

このことをしっかり認めることができたら、もう自分を責める必要がなくなってしまうことに気づくはずですね。

誰のマインドもピンからキリまでの品揃えを誇っているのです。どうですか?笑えてくるでしょう。じゃあもう気楽に生きていくことにしませんか?