物理学というのは、誰かがある仮説を立てて、その仮説に従って精密な実験を行い、結果がその仮説通りになることで、仮説が立証されたことになるのです。
場合によっては、仮説が立てられてから何十年も経って、ようやくまともな実験ができるようになり、その結果仮説が証明された例も沢山あるのです。
なぜなら実験をするための技術が時代と共に進歩するからです。量子力学の分野での様々な仮説がこれまでにも出されています。
そしてそうした仮説を立証するための実験が、ずっと日夜繰り返されているのですが、時々◯◯の仮説が立証されたというニュースを耳にすることがあります。
「見ることで物事が確定する」という、常識で考えたら少し頭がおかしいんじゃないの?と言われてしまうようなことを、子供の頃から何となく自分の中でだけ感じていたのです。
あるいは、「思考が現実に影響する」というのは、最近は割と言われるようになってきたのですが、これも自分の中では当然の如く思っていました。
声を大にして言うことをためらってきたこうした感覚が、大人になって量子力学の分野での仮説としてあったことに気づいてまず驚いたのです。
そしてそれがゆっくりとではあるのですが、徐々に世界中の研究機関で実験されるようになり、少しずつ立証されつつあるのです。
そうしたニュースを聞くたびに、ほら見ろ!と誰かに言いたい自分がいるのです。今後も量子力学が自分のモヤモヤを解決してくれる未来に期待してしまいますね。