女性性の時代に期待

男性性と女性性という言葉があります。どちらもそれぞれの性別の特徴的な傾向を表しているということですね。

例えば、男性性は攻撃的であり女性性は受容的という感じ。男性性は強さや堅さつまりは強固という特徴があり、女性性は柔らかさやしなやかさという感じです。

もちろん、男性にも女性に男性性があるし女性性もあり、どちらも人間社会には必要なものであることは間違いありません。

これまでの社会というのは男性性が中心となって作られてきたと言えるのですが、そろそろその限界が来ているように思います。

どれほどの達人であろうと、その人が頑なな感じがするのであれば、その人からは暴力しか生まれません。

この先人類が滅びずに存続するのであれば、その鍵となるのは女性性でしょうね。男性性が支配している限りは、いずれは戦争で自らを滅ぼすことになるはずだからです。

水のようにどんな形にでもなれる柔軟性があれば、争いごとからは遠のくことができることは明白です。

これまでのような発展発達、あるいは進歩に重点を置く代わりに、より自然体でより自由に生きることができる世の中になる方がどれだけ大切か。

これまで以上に女性の活躍を期待するというよりも、性別に関わらずに女性性を中心に活用する時代が来ればいいなと思うのです。