「思考」ってなに?

以前あるクライアントさんから質問された内容が衝撃的でした。それは、「思考って何なんですか?」というもの。

衝撃的というのは、あまりにも身近なものだから当然分かっていると思い込んでいたのに、いざ問われたら全く答えられなかったからです。

セッションの中で私が幾度となく「思考」という言葉を使うので、そのクライアントさんは正直に質問してくださったのでしょう。

それ以来、私の中では「思考」とは一体何なのだろう?どんな現象なのだろうというのがずっと残るようになりました。

このブログでも、数少ないボキャブラリーの中で「自我」などの単語に続いて頻出している単語の一つが「思考」だと感じています。

それほどまでに繰り返して使っている言葉なのに、その実態が一体何なのかは本当は説明できないということですね。

思考が波動だということは何となく理解しているのですが、これほどまでに思考に飲み込まれて生きていることが不思議でたまりません。

このブログの文章を書くときも、思考が動いています。思考がなければ、言葉を表すことはできないのですから。

疑問は疑問のままにしておくという最近の態度があって助かっています。一つだけはっきりしているのは、思考から離れているときは間違いなく爽快で自由で自然だということですね。

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