幸せな人生 or 気づきの人生

私たちは誰もが自分の願いを叶えて幸せな人生を生きたい、そんなことをざっくりとした目的として毎日を暮らしています。

中にはそれに対して真っ向から反対意見を述べる人もいるかも知れません。世界平和のためとか、他者の幸せの為に生きるという人もいるでしょう。

いずれにしても人の幸福というものを、それがどう言うものかをあまり追求することなくただ漫然と幸せを求めているのです。

それはそれでいいのですが、そう言うものとは少し違うものを求める人がいるのも事実です。それは幸せを求めないと言うもの。

なぜならそのような人たちは、幸せとは一過性のものでしかないと言うことを理解しているからです。

人生には何が起きるか全く分からないので、自分に都合のいいことばかりが起き続けるなんてことはないと知っているのです。

だとしたら、そう言う人々はどのように生きようとするのか?それは何が起ころうともそれを糧にするような生き方です。

つまり、自分にとって都合のいいことが起きればそれを単純に喜び、逆に都合の悪いことが起きれば、そこから大切な気づきを得るようにするのです。

幸せを求める代わりにそういった気づきの人生を生きようとするわけです。一挙両得で、なかなか抜けめない賢い生き方だと思いますね。

私はそちらの生き方を選択したいと思っています。