「ケアマネ」気質について

昨年末から母親が老人ホームに入居してくれたおかげで、自分の部屋で夜を過ごすことが戻ってきました。

ついでに、テレビの大画面でNetflixを観たりすることもできるようになりました。それまでは、階下で何か音がしたら階段を駆け降りていったので、映画を楽しむことも難しかったのです。

今ではテレビからの音をスピーカーから出さないようにして、代わりにヘッドホンに送ってまあまあの大音量で楽しむこともできるようになりました。

自分以外の何かを気にしなくていいというのは、とても安らぐことができますね。そんな自分勝手な私には、到底ペットを飼うなんてできない相談なのです。

ペットが可愛いのは間違い無いのですが、その世話を焼くというところにエネルギーを使うのが苦手なのです。

ペットショップのウインドウの向こう側で遊んでいるワンチャン、にゃんこちゃんたちの姿はまさに釘付けになるくらい可愛いのです。

けれども、世話を焼くことができない自分には彼らを飼う権利もないなと思って、飼うことを諦めています。

人や動物の世話をあれこれと上手に焼ける人がいますが、私からするとそれはもう立派な才能だなと思うのです。

世話焼きの人のことを私は「ケアマネ」気質と呼んでいるのですが、それを防衛のために使うと辛い人生になるけれど、好きなことに使うならそれはそれで楽しい人生にすることができるでしょうね。