我が心の「ふしぎ発見!」

自分のマインドの中に、とても奇妙で不思議な回路があるなあと気づいていて。これは、はるか昔からずっとあるもので、すごく変な感じがするものです。

最近ではほとんど表に出てくることはないので、完全に忘れているのですが、ただふとしたことからそれを思い出すこともあったり。

例えば、自分の中に損をしたくないというかなり明確な思いがあって、そこから派生して損をすると自分が可哀想な状態になるわけです。

自分が可哀想だと、そこから今度は母親が可哀想というところへと繋がるのです。もっと正確に言うと、私が可哀想である状態を見た母親の気持ちを思うと、母親のことを可哀想に感じるということです。

そして、自分自身が可哀想な目に遭ったことよりも、そこから派生した母親の気持ちが可哀想ということの方が自分にとっては大きいことなのです。

これって、伝わりますかね?きっと、幼い頃に、自分の気持ちよりも母親の気持ちの方が大きくて、そっちが目立ってしまっていたのでしょう。

だから自分を可哀想な目に遭わせたくない原動力は、母親の気持ちをかばいたいというのが一番なわけです。

こうした不可思議な心の働きというのは、表面には出ないで隠されていることが多いのですが、意外に多くあるのかもしれないなと思っています。

皆さんはどうですか?自分の心にだけあるちょっと怪しい反応に気づいていたりするでしょうか?

たまには、自分の内面深くに入っていって、ゆっくりと「ふしぎ発見!」してみるのも面白いと思いますね。